掲載日 : [2005-10-05] 照会数 : 7276
九州幸銀と佐賀商銀 合併控え…記念キャンペーン
[ 店頭で合併記念商品を説明する(3日、九州幸銀) ]
今月から3カ月間
12月に合併予定の九州幸銀信用組合(金泰 理事長)と佐賀商銀信用組合(権龍水理事長)は3日から、合併記念キャンペーンを始めた。対象地域4県の顧客にPRするとともに、特産物を抽選でプレゼントする。
エリアの特産物 景品に
合併比率は1対1で、熊本市に本店を置く九州幸銀が存続組合となる。隣接する両信組は以前から人的交流を重ね、収益体質の強化など経営方針を速やかに合意させる土壌があった。
12月30日までのキャンペーン期間中、「ゴールデン定期」と「定期積金」の契約者に対する特典として、「SAGAあるゴールデン定期」「SAGAある定期積金」と称し、50万円に1枚の割合で抽選券を配布する。
4枚につき1本の割合で当選するが、中途解約の場合、当選権利は無効となる。
抽選により、▽佐賀牛▽熊本の千興ファーム鮮馬刺し▽福岡の辛子明太子▽大分産椎茸どんこセット−−といった九州4県の特産物が当たる。抽選は来年2月14日を予定。「SAGAあるゴールデン定期」の目標額は6億円。
「今回のキャンペーンは、顧客にPRしながら祝儀の意味を込めて還元サービスするもので、両信組の合併効果を狙った」(九州幸銀関係者)
また九州幸銀は9月から、新商品「鶴亀定期」を発売した。これは60歳以上のシルバー世代を対象に上限1千万円を3年間預金するもので、預金保険法による保護対象定期預金なので安心して預けられ、年齢に応じて利率がアップする。例えば、68歳ならば0・68%、78歳ならば0・78%というように年齢と同じ利率が付く。
問い合わせは九州幸銀(℡092‐441‐8850)。
(2005.10.05 民団新聞)