掲載日 : [2005-10-19] 照会数 : 6868
同胞3世卒業生人権学習で講演 兵庫県立西宮今津高校
【兵庫】兵庫県立西宮今津高等学校で12日、同校職員で卒業生でもある在日3世の金園恵さんが「もっとなかよくなるために」と題し講演した。これは同校が定期的に実施している人権学習の一環で1、2年生生徒550人が耳を傾けた。
金さんは自らの生い立ちをたどり、高校3年生で本名宣言を決意するまでの心の葛藤を語り、生徒たちに感銘を与えた。続いて金さんら4人のメンバーで構成する関西韓国舞踊の会がサムコム(太鼓)を披露した。県内からはチングキリが駆けつけ、サムルノリを演奏した。
生徒たちは「実際に韓国の文化に触れてみて楽しかった」「もっと勉強してみたい」と感想を述べあっていた。
(2005.10.19 民団新聞)