掲載日 : [2005-10-19] 照会数 : 6816
中学歴史教科書3社記述を比較 京都国際校文化祭
【京都】京都国際高校の「在日コリアン班」が9日、同学園の中・高校文化祭で来年度の中学校歴史教科書の記述内容を比較・検討した結果を報告した。同校の総合学習研究の一環で、金一恵教諭の指導のもと4月から取り組んできた。
取りあげたのは今春、文部科学省の検定を通過した大阪書籍版と扶桑社版教科書。「韓国併合に至るまで」や「植民地政策」といった同一テーマを取りあげ、韓国の中学歴史教科書とも記述内容を比較し、扶桑社版のどこが問題なのかについて意見発表した。
「在日コリアン班」は10人構成。昨年度の総合学習研究では課題に「帰化」を取りあげている。 京都朝鮮中高級学校吹奏楽部の18人が友情出演し、「イムジン河」などを演奏した。
(2005.10.19 民団新聞)