掲載日 : [2005-10-26] 照会数 : 9535
アコーディオン60年清原さんリサイタル 横浜で11月
戦中、戦後の日本歌謡界の創成期を生き抜いた、在日韓国人アコーディオ二ストの清原稔さん(本名・韓鎬善)の音楽生活60周年を記念するリサイタルが11月22日、横浜市の神奈川県民大ホールで開かれる。
1925年、北韓・咸興市で医師の3男として生まれた清原さんは、医学を学ぶため渡日するが、音楽の世界に魅せられ、音楽学校で学んだ後、楽団を結成。
情熱的でドラマチックな演奏スタイルで韓国、日本音楽界で「アコーディオン」の俊英としてその名を知られ、演奏のほか、作曲、編曲も手がける音楽家として活躍している。
このリサイタルでは、韓国をはじめ中国、日本、米国の歌手たちが出演し、国際親善歌謡チャリティーショーとして、その収益金の一部を福祉施設に寄付する。当日は在日のオペラ歌手の田月仙さん、安春花さん、渥美二郎さんほか多数が出演する。
開演18時。入場料S席5000円、A席4000円ほか。問い合わせは、民団神奈川県地方本部(℡045・316・0815)、実行委員会(℡045・662・6019)。
(2005.10.26 民団新聞)