掲載日 : [2005-10-26] 照会数 : 5919
<民団京都>韓国文化多彩に発信 コリアウィークに1万人
[ 金有作団長(左)が進行役を務めたトークショー ]
【京都】民団京都府本部(金有作団長)は20日から23日までの4日間を「コリアウィーク」に定め、京都国際交流会館で市民を対象に韓流パネル展・韓国映画祭、各種の文化公演など、多彩なイベントを行った。同本部としては初の試み。同時開催の在日同胞写真展にも連日、人だかりができた。
在日写真展には80点が展示された。解放直後、小舟に乗って釜山を目指す帰国同胞の写真に見入っていた崔忠植さんは「乗船地はどこだろう。自分もこんな小船で帰ろうとしたところ、なんらかの事情で乗らなかっただけなので人ごととは思えない」と語った。
「韓流ブームの未来」と題した22日のトーク・ショーでは230人の会場がすべて埋まった。映画「シュリ」を日本に紹介したシネカノン代表、李鳳宇さんと「チャングムの誓い」の小川純子NHK担当プロデューサーが金団長の進行で対談した。このほか、張勲氏による講演やチマ・チョゴリの試着コーナー、韓国茶道も披露された。
金団長は「韓国の歴史や文化、そして在日が定住するようになった背景など理解していただいたものと思う」と語った。
主催社側の発表によれば4日間で延べ1万人の市民が参加した。
(2005.10.26 民団新聞)