掲載日 : [2005-11-09] 照会数 : 7533
<婦人会滋賀>異文化理解手助け…大津仰木中
[ チョゴリの試着を手伝う婦人会役員 ]
生活や文化など
【滋賀】大津市立仰木中学校(安江良太郎校長、629人)は10月26日、総合学習「異文化理解」の講師として今年も婦人会滋賀県本部(李敏子会長)の役員を講師に招いた。婦人会への講師要請は安江校長の発案で始まった。今年で5回目。
受講したのは3年生6クラス238人。それぞれ「食生活」「ことばと遊び」「生活と文化(衣食住)」「会話と習慣」といった希望のテーマを選択し、90分間にわたって婦人会のオモニ10人から学んだ。
「食生活」の体験学習は調理室で行われ、韓国の代表的な食べ物「チヂミ」の焼き方について学んだ。文順粉同本部常任顧問が説明し、李妙子副会長らが各テーブルを回って指導にあたった。
木工室では李会長が韓国人の生活と文化について話し、チマ・チョゴリの試着も行った。生徒は色鮮やかな民族衣装を身につけると、そのまま教室内を誇らしげに歩いた。周囲からは「すごくきれい」と歓声があがった。
(2005.11.9 民団新聞)