掲載日 : [2005-11-09] 照会数 : 4929
<婦人会岩手>福祉施設に車いす コツコツ3年プルタブ集め
【岩手】婦人会岩手県本部(姜鶴子会長)は3年前からコツコツ回収してきたプルタブとアルミ缶を換金した資金で車いす2台を購入し、盛岡市内の特別養護老人ホーム「和敬荘」に寄贈した。今年が「友情年」にあたることから寄贈を思い立ったと話している。
プルタブとアルミ缶の相場はキロあたり70〜80円ほど。車いすの購入価格から算定すると、単純計算で2500㌔余りを集めた計算になる。姜会長は「軽トラックで年に3・4回、会員宅を回って回収し、業者に直接持ち込んだ。通帳の金額が貯まるのが楽しみだったので、コーヒー1杯飲むのも我慢した」という。
寄贈式は10月28日、同ホームで行われた。婦人会からは姜会長ら13人が訪問し、韓国民謡を歌い「扇の舞」を披露した。お年寄りの中には感激して涙ぐむ姿も見られた。
(2005.11.9 民団新聞)