掲載日 : [2005-11-09] 照会数 : 5355
市民まつり担い10年・東大阪市 民団と総連、日本人一体
【大阪】東大阪国際交流フェステイバル(同実行委員会主催)が3日、市内の三ノ瀬公園で開かれ、地元の民団・総連支部、日本人市民が一体となってまつりを盛り上げた。10回目を迎えた今年は市民約1万人が観覧に訪れた。
パレードでは当初からフェステイバル運営の一端を担ってきた民団布施支部の呉龍浩・前支団長(現・民団大阪府本部副団長)が、総連東大阪北支部の金政光委員長や日本人側代表団とともに共同代表として先頭に立った。その後を民団・総連の合同サムルノリ隊や中国をはじめとする国際色豊かな舞踊団が続いた。
婦人会大阪府本部のオモニコーラスは総連側のムグンファコーラスと一緒になって舞台で「アリラン」「ノドルカンビョン」などを披露した。第1回開催時は700人から800人ほどの規模だったが、回を重ねるごとに地域に根ざしたイベントとして住民に認知され、昨年初めて1万人規模に達した。
(2005.11.9 民団新聞)