掲載日 : [2005-11-16] 照会数 : 4652
満3年迎え軌道に 民団八尾デイハウス
常時20人利用
【大阪】民団八尾支部(任龍鶴支団長)の街かどデイハウス「ふれあいの郷・無窮花」が満3周年を迎えた。11日はお祝いのテーブルに赤飯、いつもより色とりどりの材料を加えたチャプチェ、キムチの盛り合わせ、ワカメのミョンテスープなどが並んだ。
開設当初は1日8人、多くても10人ほどの利用状況で運営も手探りだった。現在は常時20人のハルモニたちが集い、笑い声が絶えることがない。日本人のお年寄りにも開放しており、小さな共生の輪が育ちつつある。
昨年2月に住吉区から引っ越してきた呉文烈さん(76)は、友だちをつくりたいと市役所に相談したところ、「ふれあいの郷・無窮花」を紹介されてやってきたという。「食事もおいしい。なによりも同じ国の人たちに会えることがうれしい」と笑った。
任支団長は「ハルモニたちのその笑顔が何よりの財産」と満足気だった。
利用時間は月〜金曜、午前10時から午後4時まで。市内在住で65歳以上。国籍問わず。参加費500円。
問い合わせは同支部。℡0729・49・1521。
(2005.11.16 民団新聞)