掲載日 : [2005-11-16] 照会数 : 7156
映画「カーテンコール」大阪試写会 在日家族の絆再確認
【大阪】60〜70年代の下関を舞台に幕間(まくあい)芸人の在日韓国人とその娘の再会を通して人の心の絆、愛を描いた映画「カーテンコール」(佐々部清監督・脚本、04年)の試写会が11日、大阪韓国人会館5階ホールで開かれた。会場には180人が詰めかけた。
康久子さん(婦人会大阪府本部宣伝部長)は、「映画に描かれた60、70年代といえば、在日への差別がまだまだ根強かったころ。なのに、なぜか懐かしい。当時の思い出がよみがえりました」と述べた。
ある在日2世の女性は「娘とお父さんの済州道での再会シーン。あの満面の笑顔が今までの二人の間の氷をいっぺんに溶かし、とても印象的だった」と語った。
12日から全国でロードショー公開中。
(2005.11.16 民団新聞)