掲載日 : [2005-11-16] 照会数 : 5460
牛窓で「朝鮮通信使」
【岡山】「牛窓エーゲ海フェスティバル」が13日、出島公園で開かれ、今年も「朝鮮通信使」パレードが再現された。牛窓は江戸時代、朝鮮通信使の寄港地として栄えた港で同フェスティバルも14回目。
隊列は総領事館と民団岡山本部の関係者、瀬戸内市職員、ボランティアら総勢150人で構成、牛窓から出島公園までの約1・1㌔を練り歩いた。正使役は金永駐大阪総領事館神戸事務所所長、副使役には金昌男アジア国際センター代表理事があたり青年会のメンバーがケンガリやチャンゴを鳴らして先導した。
公園中央で行われたセレモニーでは正使役の金所長が、立岡脩二瀬戸内市長に「国書」を手渡した。会場には民団岡山県本部(許東郁団長)からの招請を受け、金鍾泌元国務総理が特別来賓として参加した。
会場内屋台では、民団岡山が婦人会岡山県本部(嘉子会長)の協力のもと、チヂミやキムチを販売した。
(2005.11.16 民団新聞)