掲載日 : [2005-11-30] 照会数 : 4477
幸福な花嫁に 伝統礼節作法学ぶ…建国で特別授業
【大阪】安東市から社団法人伝統礼節振興院の講師12人が15日、白頭学院建国学校(李英秀理事長、李正市校長)を訪問し、中・高生徒を対象に伝統礼節について指導した。これは同振興院が展開中の「海外同胞に韓国の文化を伝える」運動の一環。同校から30人が韓服を着用して参加、神妙な面持ちで体験した。
婚姻儀式では、高校1年の李晃榮さんと尹多慧さんがそれぞれ新郎・新婦役を務めた。2人は慣れない動作に戸惑いを見せながらも、幸せな夫婦になるという大役を無事に終え、ほっとした様子だった。
李校長は「これまでも総合教育の場で少しは触れたことはあるが、本場の人たちが来て、本場の儀式を学んだのはこれが初めて。生徒たちに生きた民族教育ができた」と満足げに語った。
この日のために同振興院が準備した伝統礼節衣装をはじめとする一式は学院へ贈呈された。
(2005.11.30 民団新聞)