掲載日 : [2005-11-30] 照会数 : 7627
堺市秋期学校・過去最高2500人参加 今年は4校で開催
【大阪】在日子弟と日本の子どもたちが一緒になって韓国文化に触れ、親しむ「チュギハッキョ(秋期学校)」が堺市内の公立小学校4校で開かれた。参加者は合わせて2500人で「チュギハッキョ」始まって以来のにぎわいとなった。
「チュギハッキョ」は夏の「ハギハッキョ」と同様、92年に市教委が策定した「在日韓国・朝鮮問題に関する指導指針」を受けて発足した市外国人教育研究会が主催し、19年間にわたり開催してきた。会場は当初1校だけだったが、02年のサッカーワールドカップ共催や最近の韓流人気で参加者が急増し、昨年は3校に広がった。
今年は10月26日に福泉中央小でスタートし、11月16日の日置荘小で締めくくった。日置荘小では保護者も含め827人が参加、一部では身動きができないほどだった。
各会場では「ノルティギ」や「ペンイ」、「テコンドー」に興じる子どもたちの歓声がこだました。ほかにも「ハングル教室」「楽器にふれる」といった集まりが各教室で行われた。民族講師会から4人が参加し、指導にあたった。
(2005.11.30 民団新聞)