掲載日 : [2006-01-01] 照会数 : 5608
初等部教育充実へ 今春から教室増設図る…名古屋韓学
【愛知】学校法人愛知韓国学園名古屋韓国学校(張永植理事長、尹大辰校長)は、初等部(旧児童班)の生徒数がここ数年、漸増傾向にあるのにともない、今春から新教室の増設工事にとりかかる。あわせてカリキュラムの抜本的な充実を期している。
現時点で新カリキュラムの具体的な内容は未定だが、初等部の民族教育をより充実させる方向で検討中。たとえば「初めての韓国語」や「伸ばそう韓国語」、中学1・2年生を対象とした「研究1」「研究2」などを新設し、韓国語能力試験受験を後押しする。
このほか、認知症で日本語を忘れた1世を世話する人たちのために「介護用韓国語会話」、初等部児童に付き添う父母のための「土曜教養講座」は、「会話セミナー」や「研究セミナー」に置き換え、親子ともども学習できるシステムにしていく。
(2006.1.1 民団新聞)