掲載日 : [2006-01-01] 照会数 : 6212
高麗大学に各10億ウオン寄付 在日同胞実業家2人
MKタクシーの兪奉植会長(77)と京都全日空ホテルの郭裕之会長(88)が、高麗大学日本学研究センターに「発展基金」の名目で各10億ウオンずつ(計2億3000万円余り)を寄付していたことが分かった。
同大学関係者がこのほど明らかにしたところによれば、「両氏は高麗大と特別な縁はないが、先日、学校を訪問した際、若い学生たちの覇気と可能性を感じ、人材養成に協力したいと寄付を申し出てくれた」とのこと。
兪会長は慶南・南海出身。16歳で日本に渡日。10台のタクシーで事業を始め、徹底した顧客サービスを売りものにして業界で指導的な地位に就いた。95年には米国タイム誌で「世界1位のサービス会社」として認められた。
一方、忠清南道錦山出身の郭会長は18歳で渡日。一貫してホテル業界で活躍してきた。
(2006.1.1 民団新聞)