掲載日 : [2006-01-18] 照会数 : 7699
朝鮮陶磁器を再現 武末日臣さん個展
朝鮮陶磁器の再現を手がける武末日臣さんの作陶展が20日まで、東京・港区の赤坂游ギャラリーで開かれている。
武末さんは朝鮮朝初期に焼かれた井戸茶碗に魅せられ、朝鮮陶磁器の作陶を続けている数少ない作家の一人。陶磁研究のために毎月韓国を訪れ、古窯の発掘や陶片から井戸や三島など技法の調査を重ねるとともに、釜山近郊の名刹・通度寺内の窯の復元を手がけている。
出品作品は井戸、粉引、刷毛目、三島などによる茶碗、花入、徳利、銘々皿ほか約140点を展示する。
開廊11〜19時。問い合わせは同ギャラリー(℡03・3584・0045)。
(2006.1.18 民団新聞)