掲載日 : [2006-02-15] 照会数 : 6291
在日同胞講師に多文化共生授業 神奈川の町立小学校
【神奈川】寒川町立一之宮小学校(山中昭次郎校長)で8日、3年生を対象にした多文化共生授業が行われ、民団中央本部の哲恩宣伝局長とサムルノリを主体にさまざまな音楽を取り入れた在日主体のグループ「SANTA」の蔵重優姫さんが出向いた。
局長は韓国人の名前、食文化、目上の人への礼儀作法についてクイズ形式で63人の児童に語りかけた。蔵重さんはチャンゴの模範演奏を披露した後、基本的なリズムを教えた。
生まれて初めて聞く韓国打楽器の音に、児童の好奇心に火がついた後は、実際にチャンゴをたたく体験学習となった。児童らの喜ぶ姿に立ち会った徳沢順子教頭も目を細めていた。
(2006.2.15 民団新聞)