掲載日 : [2006-02-15] 照会数 : 6040
遊びながら韓国体感 青年会愛知が講師
[ 子どもたちに折り紙を指導する青年会役員 ]
名古屋市立小
【愛知】青年会愛知県本部(金充喜会長)は2日、名古屋市立新明小学校(高木ふみ江校長)を訪れ、子どもたちに身近な韓国の歴史や文化に親しんでもらいながら交流を深めた。
これは「遊びから始まるコリアンワールド」と題した同本部の活動の一環。青年会が市内にある複数の学校に呼びかけたところ、市内で唯一帰国子女を受け入れ、国際理解教育に熱心な同校から「是非に」との要請があり、実現した。
同校から3年生と4年生が授業に参加。はじめに、スライドで「なぜ在日が日本にいるのか」など、基礎的な素養を学んだ。この後、折り紙や料理の実習にも挑戦した。子どもたちは折り紙を使ってのチマ・チョゴリづくりに夢中で取り組み、「出来た、楽しい」と歓声をあげていた。
お礼にと、子どもたちは韓国の食べ物の種類やことば、お金の単位について、またお祭りや行事、太極旗の意味について7グループに分かれて発表した。「内容がよくまとまっている」と金会長も感嘆していた。
(2006.2.15 民団新聞)