掲載日 : [2006-02-15] 照会数 : 5782
高麗時代の仮面再現 札幌雪まつり
【北海道】第57回さっぽろ雪祭りのメーン行事「国際雪像コンクール」の審査結果が8日、大通会場「国際広場」で発表された。今年は世界各地の国・地域・都市による15チームで争われ、韓国チームは入賞を逸した。
韓国チームの作品「河回ピョルシンダックル」は高麗時代の末、旧正月の祭事の際に村の豊穣や厄払いを願って行われた劇の一場面を表現したもの。ほのぼのとした風刺とユーモアが伝わってくる。12日までの雪まつり開催期間中、韓国や日本各地からやってきた観光客の注目を集めていた。
韓国チームは北海道青商の金源柱会長の呼びかけを受け、在日3世の朴希映さん(東京、多摩美術大)、金真希子さん(大阪、帝塚山学院大)、辛成学さん(埼玉、民団中央本部職員)らでチームを構成。各メンバーは「どんな事でもやればできるんだという自信がついた。来年こそは優勝したい」と語った。
毎年恒例になっている婦人会北海道本部のユッケジャンスープの差し入れは各チームに好評で、すぐに鍋が底をついた。
(2006.2.15 民団新聞)