掲載日 : [2006-02-15] 照会数 : 6393
韓国文化発信基地に 民団城東支部
[ 小学校で講演する全事務部長 ]
住民の信頼集め
【大阪】民団大阪・城東支部(安市太郎支団長)が、韓国文化の発信基地として近隣住民から頼りにされている。8日には婦人会城東支部(徐貞香会長)が、近隣の大阪市立鯰江小学校で初のキムチ料理教室を主催した。これに先立って1月23日には全昌東事務部長が同校に講師として招かれ、韓国の食文化や言葉について講演している。
同支部は韓国語教室やパソコン教室を地域住民に開放しており、日ごろから地域との交流は活発だった。その後、NHKで韓国ドラマ「チャングムの誓い」が始まってから住民の在日韓国人の食生活に対する関心がさらに高まり、「チャングを貸して」「通訳を紹介して」といった民団への要請も急増した。昨年は全事務部長が生野区桃谷のコリアタウンに30人を案内した。
今回のキムチ料理教室は「コリアタウンで食べた韓国料理を今度は自分でつくってみたい」との声がきっかけだった。募集の翌日には定員の40人をオーバーした。講師は地元で韓国創作料理を営む崔順福さんが担当、白菜キムチなど3品を指導した。
(2006.2.15 民団新聞)