掲載日 : [2006-02-22] 照会数 : 6268
東京荒川区・済州市と友好提携 民団支部の奔走実る
[ 調印書を交わす金栄訓市長(左)と西川太一郎区長 ]
済州市の金栄訓市長と東京・荒川区の西川太一郎区長は17日、荒川区日暮里のホテルで友好都市提携書に調印した。地元の民団荒川支部関係者や地域住民300余人が見守った。民団東京本部からは李時香団長が駆けつけた。
市と区単位という異色の友好都市提携は、民団荒川支部の金澤宣支団長ら民団役員の奔走で実現した。金支団長らは一昨年、区議会議員と日韓協メンバーを引き連れて済州市を訪問、友好都市提携への道筋を整えた。その後も足繁く済州道を訪れ、友好都市提携に向けた調整にあたってきた。
金市長は「荒川区民と済州市民の間でよりおおきな友好と信頼の輪をつくっていきたい」と決意を述べ、西川区長も「今年は済州訪問年であることから大規模訪問団を組織したい」と交流の拡大を誓った。
荒川区では在日外国人の9割が済州道出身者で占められている。
(2006.2.22 民団新聞)