掲載日 : [2006-02-22] 照会数 : 6930
歴史資料館に寄付金 東京王仁LC30周年記念
[ 都内のホテルで開かれた式典 ]
東京王仁ライオンズクラブ(金淳次会長)は16日、都内のホテルで30周年記念式典・祝賀会を行った。韓国の姉妹クラブであるソウル延世ライオンズクラブや友好クラブの会員をはじめ民団関係者ら約400人が祝った。
金会長は「30年前、韓国語を公用語とする初のライオンズクラブとして誕生した。諸先輩は初年度から粉骨砕身、多くの事業に取り組んできた。中でも6年前に友好クラブとともに北韓を訪れ、人道的食糧支援をしたことは感慨深い。今後、小さいながらもキラリと光る奉仕活動を継続したい」とあいさつした。
記念事業として在日韓人歴史資料館や高麗博物館、社会福祉法人青丘社、骨髄移植推進財団など7団体に寄付した。歴史資料館の金宰淑理事長(民団中央団長)は100万円の寄贈に謝意を表しながら、「文字などを伝え日本文化の発展に多大な貢献をした王仁博士からのネーミングは意義深く、共存共栄をめざす在日同胞に通じるものがある。40周年に向けてさらに発展することを願う」と励ました。
30年会員の郭乙徳、河徳成、李昶載、高 鉉(大会委員長)の4氏らを表彰した。また、30周年記念誌「王仁」(編集・柳箕桓実行委員長)が参加者に配られた。
(2006.2.22 民団新聞)