掲載日 : [2006-03-15] 照会数 : 4801
病院に車いす寄贈 婦人会下関「共存共栄願い」
【山口】婦人会山口・下関支部(姜春子会長)は在宅ケアセンターを併設する市内の昭和病院に車いす5台を贈呈した。費用は馬関まつりでチヂミを売った収益金の一部をあてた。同婦人会は「日本人と在日の共存共栄」をスローガンに毎年8月、バザー会場でチヂミを売ってきた。収益金は03〜05年の3年間で30万円に達した。
2月27日、贈呈式で姜会長は「私たちは日本で生まれ育ち、これからも日本で暮らします。いずれこの病院にもお世話になると思います。使っていただけると幸いです」と述べた。坂本久浩院長は、「患者さんの散歩にちょうどいい。ありがたい」と感謝していた。
同支部では今浦町の下関リハビリテーション病院にも5台を贈ることにしている。
(2006.3.15 民団新聞)