掲載日 : [2006-03-15] 照会数 : 7722
生きた韓国理解に一役 民団瀬戸が公立小で社会科授業
[ 6年生児童を前に授業する婦人会役員 ]
【愛知】婦人会愛知・瀬戸支部のメンバーら4人が講師となって6日、瀬戸市立萩山小学校(長江保広校長)で社会科の正規授業を受け持ち、韓国の民族文化を伝えた。
この日の授業のテーマは「日本と関わりのある国の勉強」。目の前で韓国の人に触れ合う機会を作ってあげたいという学校側の思いを受けて、民団瀬戸支部(朴仁秀支団長)が実現させた。
授業を受けたのは今春卒業する6年生の47人。調理実習では婦人会講師の指導のもとチヂミを焼き、トックを調理した。婦人会員の持参したキムチも実際に味見してみるなど、好奇心旺盛なところを見せていた。実習後も「韓国で人気のある食べ物」や「韓国の子供達の勉強の仕方」など質問を浴びせていた。
担当教員は「(韓国は)お隣の国であるにもかかわらず、普段の生活など知らない部分がまだまだ多いのが現状。子供たちにはこういった交流授業を通し、現代的な新しい国際交流の形をこれから築いていってほしい」と話していた。
(2006.3.15 民団新聞)