掲載日 : [2006-04-05] 照会数 : 10289
<テコンドー>北京五輪出場後押し 李裕鎮後援会発足
【大阪】WTF世界テコンドー連盟公認2段の在日3世、李裕鎮選手(25)=大津市在住=を育てる後援会(相馬達雄会長)が3月31日、大阪で発足した。
李選手は高校1年の時からテコンドーの道に進み、大学に入って頭角を現した。「オリンピックに出たい」という思いから本名のまま日本国籍を取得した。全日本学生選手権で優勝し、全日本選手権や世界選手権日本代表選考会でも1位入賞を果たした実力の持ち主。昨年の韓国国体では世界チャンピオン相手に互角の勝負をしている。
2年後の北京オリンピックをめざして韓国での修業を決意しているが、JOCはテコンドー選手には強化費、遠征費などを支給していない。このため、NPOアジア文化交流協会やKAJ‐J大韓テコンド協会日本総本部が中心となって後援会発足を呼びかけた。
後援会発足パーティーには関西地区の民団と婦人会関係者ら約200人が出席した。
(2006.4.5 民団新聞)