掲載日 : [2006-04-05] 照会数 : 6008
さいたま市が福祉手当 民団埼玉の要望受け予算化
【埼玉】さいたま市は在日外国人の制度的無年金者を対象に4月から福祉手当を支給する。2月定例市議会最終日の3月15日、条例案が可決された。民団埼玉県本部(鄭平普団長)が昨年10月12日に市に予算化を要望していた。金額は高齢者が月1万円、障害者は同3万円。手当は4カ月毎に受給者本人の口座に振り込まれる。
高齢者は26年4月1日以前の生まれ。障害者は62年1月1日以前に生まれ、82年1月1日前に障害が発生した人。および、47年1月1日以前に生まれ、82年1月1日から86年3月31日までの間に障害が発生した外国籍者が対象となる。いずれもさいたま市に1年以上外国人登録をしていることが条件。ただし、所得制限があり、生活保護者は含まれない。
(2006.4.5 民団新聞)