掲載日 : [2006-05-24] 照会数 : 4858
【団勢現況】全団員数10万6000人
毎年、地方本部(地方委員会)で報告される「団勢現況」は、各支部からの報告を納めた統計表が基礎になっている。大阪府内で、最大支部は「生野南」。同支部の人口(団員数)は従来から1万人以上だった。
それが、06年2月末現在では1万人を切り、9381人。約600人の減少になった。現実に01年には、1万322人だった。その原因の背景には「不居団員」がある。
当然、大阪府内35支部全体の範囲から見ると、10万6000人。
5年間で2万4400人減
この数字は、朝鮮総連傘下同胞を除いたもので従来から「在韓韓国人13万人」だったのが、ここでも大幅な減少を見せている(01年には13万人395人だった)。
団員数5000人以上の支部は①生野南②生野西③布施④東成⑤東淀川⑥生野北⑦生野東⑧八尾⑨東大阪南の順の9支部だ。問題の「不居団員」トップは、八尾の6157人だ。1000人以上が27支部もある。全体での合計では約5万人を記録している。今後の重要課題としての対策が求められる情勢だ。
日本国籍同胞との交流には、各支部が多彩な努力をしている。
(2006.5.24 民団新聞)