掲載日 : [2006-06-07] 照会数 : 6133
徐龍達氏の論評入学試験に出題 宮城学院女子大
朝日新聞「私の視点」に昨年2月掲載された徐龍達さん(桃山学院大学名誉教授)の論評が、宮城学院女子大学の06年度入学試験に取り上げられたことがこのほどわかった。
内容は都の保健師、鄭香均さんの管理職昇進試験受験を認めなかった都の措置を追認した最高裁判決を批判したもの。受験生は論評をもとに最高裁判決の根拠、筆者の見解、自身の見解をまとめるという小論文問題形式をとっている。世界思想社教学社から発行される『大学別入試問題集』にも掲載されることになった。
徐さんは「地方の大学とはいえ、日本の国際化を真剣に考えている人がいることを痛感した」と感想を語った。
(2006.6.7 民団新聞)