掲載日 : [2006-06-21] 照会数 : 7232
韓国の高校生の剣道修業下支え 民団小山支部
【栃木】小山市内の剣道場「練兵館」(白石正範館長)に体験入門してきた韓国の高校生剣士一行を迎え、地元の民団小山支部が剣士らの滞在中、献身的に世話にあたってきたことがわかった。
一行は慶尚南道馬山市にある架浦高校からやって来た9人。5月23日から8日間、道場で寝起きしながら毎日6時間の猛稽古を繰り返してきた。高校生たちは「わずか数日間の練習ながらめきめき上達した」(白石館長の話)という。これは民団小山支部の蔡敏錫支団長らが道場関係者と協力して実行委員会を構成し、食事や通訳など献身的に高校生たちの身の回りの世話にあたってきたことが大きかった。
蔡支団長は「両国の若者たちが深い友情で結ばれるよう、これからも支部が架け橋となって支援していきたい」と抱負を語った。
(2006.6.21 民団新聞)