掲載日 : [2006-06-21] 照会数 : 5467
韓日交流の場めざす 駐仙台総領事館新築工事始まる
【宮城】駐仙台韓国総領事館の新築工事起工式が8日、仙台市青葉区上杉1丁目の建設現場で行われた。建設予定地は県庁舎と仙台市庁舎が位置する勾当台公園通りに接しており、完成すれば上杉5丁目にあった旧庁舎に比べてぐんと利便性が増しそうだ。
新庁舎は鉄筋コンクリート造りの地下1階地上4階。述べ床面積は1555平方㍍。竣工すれば1・2階は領事業務施設を除いた大部分を文化行事空間として一般に開放する。3・4階は事務室および会議室とする。12月9日の竣工をめざしている。金一萬総領事は「新領事館竣工の暁には同胞はもちろん県民・市民誰もが自由に利用できる文化サービスの空間を設け、韓日友好の増進に努力していきたい」と抱負を述べた。
県からは狩野秀一国際局長が参列し、「アクセスの利便性は県民にとっても利用しやすい。総領事館が今後とも韓国、東北、宮城県をつなぐ役割を担うよう期待する」とした村井嘉浩県知事の祝辞を代読。梅原克彦仙台市長は「日本と韓国との未来志向的な交流・友情が深まることを期待する」と述べた。
(2006.6.21 民団新聞)