掲載日 : [2006-07-05] 照会数 : 5534
身近な生活から多文化共生提言…韓人資料館
「土曜セミナー」鄭教授
在日韓人歴史資料館=韓国中央会館別館、東京・港区=の7月度「土曜セミナー」は1日、鄭早苗大谷大学教授を講師に迎えて開かれた。テーマは「多文化共生社会への取り組み」。
鄭教授は多文化共生社会実現へ教育面では同胞と日本人が共に学ぶ多文化教育の必要性を説き、高齢者施設では韓国料理に近いみそ汁を出したら日本人も喜ぶのではと具体的に述べた。参加者からは「いろんな形の多文化共生があるのだということがよく理解できた」と好評だった。
次回は8月5日午後2時から。テーマは「日本の近現代史をどう考えるべきかⅢ」(姜徳相滋賀県立大学名誉教授)。参加費1000円。申し込みは℡03・3457・1088。
(2006.7.5 民団新聞)