掲載日 : [2006-07-05] 照会数 : 7880
オリニの夏 各地で臨海・林間学校
[ 民団主催各地の日程 ]
民団が趣向こらし企画
「在日の歴史」学ぼう 西東京
韓国開催も増加傾向 青森など
夏休みを前にオリニ臨海・林間学校の季節がやってきた。今年は2年ぶりに全国単位のオリニジャンボリーも開催されるが、民団各地方本部では同胞の仲間とともに海や山に繰り出し、韓国語や歴史など民族的アイデンティティーを培う。
長崎県本部では今年も県南・県北地区に分かれて日帰りキャンプを開催する。海水浴、バーベキュー、抽選会など楽しい企画が盛りだくさんだ。勉強の時間は全国の統一教材である「ウリナラ」を使い、韓国に関する歴史や基本的な知識をマンガで学ぶ。
西東京本部では中央教育委員会が発刊した『在日コリアンの歴史』教科書を活用し、オリニたちに在日の歴史をわかりやすく解説する。保護者へは歴史教科書問題についてのレクチャーも行う。
韓国での開催も増えている。青森県本部では小学校3年までの同胞子弟を無料招待し、ソウル市内や民俗村などを探訪する。これまでの経験から本国開催が次世代育成の面で非常に効果的であると期待を寄せている。また。また、山口県本部で慶尚南道の青少年研修に合流し、各地でホームスティを体験する。
(2006.7.5 民団新聞)