掲載日 : [2006-08-15] 照会数 : 4902
<横浜市>「外国人」受験資格に NPO、福祉職経験求め
【神奈川】横浜市は今年度から新たに社会人を対象に実施する市職員採用試験に外国籍を受験資格に加えた。外国人でも受験できるのではなく、外国人を求むと明記したのは横浜市では初めて。
市が即戦力として求めるのは国際貢献・NPO活動の経験者、社会福祉職経験者、および民間企業などからの転職組。それぞれA区分とB区分があり、B区分は受験資格を外国籍に限っている。年齢は28〜35歳(07年4月1日時点)。なかでも国際貢献・NPO活動、および社会福祉経験者の試験枠は政令市で初とされる。
採用後の配属先は市長部局、教育委員会、社会福祉施設、児童相談所など。ただし、B区分枠で採用された外国籍者は公権力の行使に相当するとされる業務にはつけず、昇進も一定の制限があるのは従前通り。9月24日に第一次試験を行う。申し込みは16日消印有効。
(2006.8.15 民団新聞)