掲載日 : [2006-08-15] 照会数 : 7693
受験者救済へ新評価 韓国語能力試験
合格門戸広く
韓国教育課程評価院は9月24日、世界28カ国で一斉に06年度の韓国語能力試験を実施する。韓国語を母国語としない学習者を対象に毎年実施しており、今年で10回目。
受験クラスはこれまで1級から6級までに細分化されていたが、今回から「初級」「中級」「高級」の3種類に簡略化し、各クラスの中で成績に応じて評価等級を決めることにした。
例えば初級クラスであれば、聞き取りや読解など4分野合計200点以上で1級合格とし、284点以上取ると2級に振り分けられる。この結果、受験者はわずかな実力差で合格を逃すということがなくなるという。
日本国内の試験会場は北海道から九州まで全国20カ所。問い合わせは最寄りの韓国教育院、または韓国教育財団(℡03・5419・9171)まで。
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「対策講座」大阪で 民団と教育院共催
【大阪】第10回韓国語能力試験受験者を対象とした「対策講座」が19・20の両日、民団大阪本部で開かれる。大阪韓国学院と大阪韓国綜合教育院の共催。1級から5級までの各クラスで編成。1日目は語彙・文法・書き取り。2日目は聞き取り・読解が中心。講座は過去の出題例を中心としている。
(2006.8.15 民団新聞)