掲載日 : [2006-09-13] 照会数 : 6219
朝鮮朝の鳥銃で論考 壬辰倭乱シンポ 23日京都で
【京都】「欧州文化の鉄砲を携えて玄界灘を渡った豊臣軍団‐壬辰倭乱(文禄の役)について」と題した国際シンポジウムが23日、京都市内のひと・まち交流館京都2階大会議室で開かれる。豊臣軍の侵略に対して立ち上がった義兵集団の子孫でつくる壬辰倭乱義兵功臣会(第3代会長、李龍河)が『方広寺石塁および石塔の内の耳塚(鼻塚)』の出版を記念して企画した。
シンポでは李会長自ら基調講演に立ち、朝鮮王朝製の鳥銃(火縄銃)について論考するほか、鼻塚の五輪卒塔婆の建立年についても言及する。このほか、日本側から仲尾宏氏、藤林武氏、韓国側から朴鐘鳴氏、尹達世氏ら12人がいずれも専門の研究分野について最新の研究成果を報告する。
国際シンポは午前9時半から午後4時半まで。聴講無料。希望者はFAX075・931・0186まで申し込みを。先着順300人を招待。
(2006.9.13 民団新聞)