掲載日 : [2006-09-27] 照会数 : 5191
韓日交流の未来金容雲氏が講演 日本記者クラブ
「韓日文化交流の未来」と題した講演会が8日、日本記者クラブで開かれ、日韓文化交流会議韓国側座長の金容雲氏が文化比較や交流のあり方について持論を展開した。同会議は金大中大統領と故小渕首相の提唱でつくられた民間団体。
金座長は「公を第一義的に考える日本には、滅私奉公の考えが根付いたが、韓国語で言うところのサラン(愛)がなく、個人の愛を第一義的に考える韓国には公がない」と述べた。
金座長は続けて、「情報化社会になることで自信をつけてきた韓国と韓流を受け入れてきた日本が、今後も文化交流を継続しながら東アジア文化圏の構築に努力すべきだ」と強調した。
(2006.9.27 民団新聞)