掲載日 : [2006-09-27] 照会数 : 6274
<調布市議会>〞緊急救済〟を可決 民団など4団体陳情実る
【西東京】調布市議会は21日に開いた本会議で「在日外国人の無年金高齢者及び無年金障害者に対する救済措置」に関する陳情を全会一致で採択した。この問題で市は昨年12月、杉崎敏明議長名で国へ意見書を出しているが、「法的平等、人道上において待ったなしの現状」であることに配慮し、「緊急の救済措置」に踏み切った。
西東京は町田、東久留米、三鷹、小金井の4市が無年金の在日外国人高齢者と障害者に対して同様の福祉的措置をとっており、調布市は5番目。
陳情書は8月21日、民団調布支部(金在鎮支団長)と総連南部支部(卞英道委員長)、および市民団体の「調布ムルレの会」、「異文化を愉しむ会」の4団体が連名で市議会に提出していた。
民団調布支部の金支団長は狛江市、稲城市、府中市についても働きかけていく考えだ。
(2006.9.27 民団新聞)