掲載日 : [2006-10-04] 照会数 : 5826
大阪生野に「チャングム」の伝統茶味わう喫茶店
喫茶「サランバン」
【大阪】ドラマ「チャングムの誓い」で実際に使用された茶器で韓国の伝統茶を味わえる「チャングム舎廊房(サランバン)」が、生野区の鶴橋にオープンした。来店客から「韓国の伝統文化に親しみながらホッと一息できる」と好評を博している。
茶器はオーナーの金希姃さん(42)=HANA文化交流センター代表=が制作者の張今貞さんを韓国に訪ね、約100点を譲ってもらったというこだわりよう。張さんは井戸茶碗の名前で知られる朝鮮朝時代の「マクサバル」という陶器の製作技法を復活させた陶芸家として知られ、作品はドラマでも使用された。
店内はドラマの主題歌「オナラ」が流れる落ち着いた雰囲気。高麗人参茶をはじめ柚子茶、ショウガ茶など全18種類を楽しめる。なかでもオーナーいち押しの五味子茶の実を干したものを煮出して作った五味子茶は、甘・酸・苦・辛・塩の5つの味を楽しめるうえ利尿作用があり、冷え性や疲労回復、気管支炎などに効くとされる。年中無休。10時30分〜20時半。℡06・7893・1187。
(2006.10.4 民団新聞)