掲載日 : [2006-10-18] 照会数 : 5107
<東京・北区議会>障害者に福祉手当 民団支部の陳情実る
東京都北区議会は11日の本会議席上、民団北支部(柳時悦支団長)の提出していた「在日外国人の無年金障害者に対する福祉的救済措置を求める陳情」を全回一致で可決した。都区内では葛飾、豊島に続いて3番目。
同支部によるこの問題の陳情は5年越し。今回は9月4日付で提出。9月20日には健康福祉委員会での審査も通り、本会議で可決されることはほぼ確実視されていた。
柳支団長は「普段から地道に各会派を回り、民団としての理念を訴えてきたことが実を結んだ。民団の存在が認められ、議会と行政との間の敷居が低くなったことが今回の結果につながった」と喜んでいる。
本会議終了後、各会派の控え室を回った柳支団長は「次は高齢者を」とアピールしていた。
(2006.10.18 民団新聞)