掲載日 : [2006-10-18] 照会数 : 5920
元戦犯「同進会」 日本外務省に名誉回復訴え
日本の戦争責任を肩代わりさせれ、南方のシンガポールやジャワの現地刑務所で刑死・服役した韓国・朝鮮人元BC級戦犯者と遺族でつくる「同進会」の李鶴来会長は、日本政府の謝罪と補償を求める「要請書」を5日、日本外務省の梅田邦夫参事官に提出した。
同進会は55年4月の鳩山一郎首相以降、中曽根首相を除く日本の歴代首相に同様の要請書を提出しており、これが14回目。なお、韓国の真相究明委員会は韓国・朝鮮人元BC級戦犯者の訴えを受け、すでに「強制動員被害者」として認定している。
刑死を免れた生存者が移送先の巣鴨プリズンを出所してから6日でちょうど50年が経過した。平均年齢はすでに85歳に達しており、一刻も早い解決を求めている。
(2006.10.18 民団新聞)