掲載日 : [2006-10-25] 照会数 : 7077
<顕彰奨学会>奨学金支給続け5年 李秀賢さんの遺志継ぎ
[ 李秀賢さんの遺影が見守る授与式 ]
人命救助のため自ら命を投げ出した韓国人の語学就学生、李秀賢さん(当時26歳)を顕彰するため設立された特定非営利法人エルエスエイチアジア奨学会(東京都千代田区外神田、矢野作太郎会長)は20日、東京・池袋のサンシャインシティ文化会館でアジアからの就学生9カ国50人に06年度の奨学金を手渡した。 国籍別内訳は中国(22人)と韓国(16人)で半数以上を占める。そのほかネパール、ベトナム、台湾、タイ、インドネシア、インド、シンガポール。今年度は67校で日本語を学ぶ就学生1038人から応募があった。同奨学会選抜委員会が審査にあたり50人を選んだ。
支給額は1人あたり年間15万円。これで02年度以来5年間の受給者は累計281人となった。
(2006.10.25 民団新聞)