掲載日 : [2006-10-25] 照会数 : 6348
独創性が光る韓国 東京国際フラワー展…452万㌦の成約
[ 天然の生花と同じ質感のフリーズドライフラワーに注目が集まった ]
25カ国、600社が出展した第3回東京国際フラワーエキスポが21日までの3日間、千葉の幕張メッセで開かれ、韓国ブースが人気を呼んだ。
韓国から出展したのは12社。京畿道高陽市のデザインフラワーは天然の生花と同じ質感を保ちながら3カ月間も保存可能なフリーズドライフラワーを開発し、注目を集めた。特殊な方法で花の水を飛ばし急冷・半乾燥させることにより長期保存を可能にした。来場者は生花と同じ自然の質感に驚いた様子。
日本で来月から販売するストーリアの大池公志取締役は「最近流行のブリザードフラワーとはまったく異なり、日本にはない新商品だ。水や化学薬品など一切使わずに3カ月間はもつ。それでいながら自然の色や質感を保ち、どこにでも気軽に飾ることができる」と強調した。
金海市の大東農業協同組合が出品したバラは小ぶりで色が鮮やか。「かわいい」と称賛する声が相次いだ。
ほかに、「痛みのないトゲ」を開発した新種サボテン、押し花アクセサリー、高品質のスプレーキクやユリなどが人気を呼んだ。
韓国農水産物流通公社(aTセンター)東京支社によると、韓国12社の契約高は48件、452万6000㌦にのぼった。
(2006.10.25 民団新聞)