掲載日 : [2006-10-25] 照会数 : 5759
韓流食品軸に同胞ネット構築 世界韓商大会 31日から釜山で
ビジネス拡大の好機 日本から110人参加へ
在外同胞700万人を代表する韓民族経済人のグローバルネットワーク構築を目指す第5回世界韓商大会が31日から11月2日までの3日間、釜山の国際コンベンションセンターで開催される。日本の110人を含め約2500人が参加し、さまざまなビジネスチャンスを探る。
韓国内から1000人、海外から1500人の計2500人が参加する予定。主催は在日韓国商工会議所(韓商連、崔鐘太会長)をはじめ米国、中国、ロシア、ドイツなどの在外同胞経済団体、主管は在外同胞財団(李光奎理事長)や釜山市など。
韓商ネットワークは、在外同胞企業が母国との市場・商品・情報交流を通じて事業活性化および居住国における経済的地位向上をめざすもの。同時に、韓国企業の海外市場への進出拡大を図る。
今回注目されるのは、昨年の「韓商繊維ベルト」に次ぐ韓商特化第2弾となる「食品・飲料セミナー」。在外同胞が携わるあらゆる食品を、韓国内の食品・食材業者とのネットワーク構築化を図り、韓流を通じた韓国食文化の海外進出および輸出活性化を模索する。さらには、韓商特化のモデルを通じて他産業のビジネスチャンスにつなげる構えだ。これと関連して「大長今(テチャングム)フェスティバル」も行われる。
また、リーディングCEOフォーラムと併行して行われる次世代経済リーダーフォーラムには日本からも若手が参加する。
韓商連の崔会長は「今後、韓国経済のグローバル化を一層推進するうえで在外同胞700万人のネットワークは大きな存在だ。4世、5世の世代を迎えた在日同胞の若手経済人にとって、このような大会は世界に進出するチャンスになりうるのでぜひ多くの人に参加してほしい」と呼びかけている。
(2006.10.25 民団新聞)