掲載日 : [2006-12-06] 照会数 : 7718
進路開拓の武器に 母国修学希望者が抱負
東京・大阪で説明会開催
【大阪】来年度の母国修学希望者を対象とした説明会が東京・港区の韓国中央会館と大阪韓国人会館で行われた。大阪では1日、30人余りが国際教育振興院の担当者の説明に耳を傾けた。
以前から語学留学を希望していたという青年会京都本部の洪昌明元会長(30)は「約9カ月の留学になるが、帰ってきたら韓国語を生かせるビジネスに就きたい」と抱負を語った。京都韓国学校在籍当時は硬式野球部で活躍した李良剛さん(同志社大学3年)も韓国語の会話能力を磨き、就職活動に活かしたいと次のように話していた。「来年10月に野球部を離れ、1年間休学して語学留学する。大学に復帰したら韓国語を生かせる会社を目指したい」
大阪工業大学3回生の李健次さんは韓国の大学院に進むのが夢だ。京都や大阪の朝鮮学校在学生は「韓国と日本の架け橋になりたい」「韓国の伝統文化をしっかり学びたい」とそれぞれ抱負を語ってくれた。
(2006.12.6 民団新聞)