掲載日 : [2006-12-06] 照会数 : 7079
教育基本法を批判 近大で徐龍達氏講演
【大阪】徐龍達桃山学院大学名誉教授は11月29日、近畿大学で開かれた「人権に関する研修講演会」で講演し、教育基本法改定案の強行採決に反対するべきだと述べた。講演会は経営学部と経済学部の人権委員会が教授陣を対象に主催した。
徐名誉教授は「日本政府は徹底的に平和に生きるという敗戦後の決意を忘れ、イラク戦争参加などを合理化する憲法9条の改定を目的とする教育基本法改定案の強行採決を目指しているが、大学教授として絶対反対するべきである」と呼びかけた。さらに定住外国人の市民権を認めるべきだとも強調した。
(2006.12.6 民団新聞)