掲載日 : [2006-12-20] 照会数 : 6283
<世界剣道選手権大会>韓国、悲願の初優勝 男子団体
台北で開催されていた第13回世界剣道選手権大会最終日の10日、韓国代表チームが男子部団体戦で米国を破り、初の優勝を飾った。
日系2世を中心に構成された米国は、準決勝で世界剣道選手権史上、1度も優勝タイトルを奪われたことのない「宗主国」日本と対戦し、3対2で辛勝する波乱を起こしていた。
韓国は、金完洙選手がコテ2本で初戦を飾り、主将の金正国選手が日本戦で殊勳を立てた米国主将のマービン・カワサキ選手をコテとメンで破り、2対0で米国を退けた。
70年から3年ごとに開催されてきた同大会で、韓国は日本の厚い壁を超えることができず、これまで10回準優勝という位置に甘んじていたが、この日、積年の悲願を達成した。
都済和男子チーム監督は「36年ぶりに初優勝の夢を叶えて嬉しい。打倒日本だけを考えて練習してきたので、もし決勝で日本と当たっても私たちが勝利したに違いない」と語った。
女子は準優勝
一方、8日に開かれた大会初日の女子部団体戦では、韓国が日本に惜しくも敗れて03年英国大会に引き続き、準優勝にとどまった。
(2006.12.20 民団新聞)