掲載日 : [2007-02-07] 照会数 : 8611
慶州市や近郊の考古資料を初公開 奈良・橿原の博物館
旧制畝傍中学校(現・奈良県立畝傍高等学校)所蔵の考古資料精華展「新羅瓦 の美」が17日から3月25日まで、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館で開かれる。
旧制畝傍中学校には1896年創立以来、学校関係者によって収集されてきた数多くの考古資料が保管されてきた。これらの資料は大きく分けて、奈良盆地から採集された資料と、主に韓半島からもたらされた考古資料の2つに分類することができるという。
今回、初めて一般に公開される韓半島の関係資料は、慶尚北道慶州市や、その近郊に所在する新羅〜高麗期までの瓦 類を中心に、同時期の土器類と青銅器時代の石器類約190点にのぼる。
24日と3月17日13時から同館の木下亘さんらによる講演会も行われる。会場は橿原考古学研究所1階講堂。聴講無料。
開館9〜17時(休館月曜日)。入館料大人400円ほか。問い合わせは同館(℡0744・24・1185)。
(2007.2.7 民団新聞)