掲載日 : [2007-02-07] 照会数 : 4665
「李健煕奨学財団」の出身者 相次ぎ世界的技術開発
三星グループの李健煕会長が私費を投じて設立した「三星李健煕奨学財団」出身の博士が相次いで世界的な技術を開発し、注目されている。
科学ジャーナル誌「ネイチャー」最近号によると、「100倍性能のメモリーチップ」を開発したチェ・ジャンウク博士(カリフォルニア工科大学)は同財団の第1期生(02年)だ。この半導体チップの大きさは現在のものとほぼ同じだが、100倍以上の情報の収録が可能で、将来、キャビネットサイズのスーパーコンピュータが手のひらサイズにまで縮小できるといわれている。
また、従来のバッテリー容量の3倍の超軽量高効率電池電極であるウイルスバッテリーを開発したナム・キテ博士(MIT工科大学材料工学科)、遠く離れた恋人とサイバーキスができる「恋人の杯」の発明者であるチョン・ヘミン氏らも同財団出身者だ。
(2007.2.7 民団新聞)