掲載日 : [2007-02-07] 照会数 : 7225
民団局長を講師に…明大政経学部 ゼミ授業に招く
明治大学政経学部の小畑精和教授ゼミは1月19日、1、2年生約20人を対象に「アイデンティティー」の授業を行い、講師に民団中央本部の哲恩宣伝局長を招いた。
通算3度目となる授業で局長は、在日の存在や日本の市民運動と連帯して獲得した指紋押捺撤廃などについて語った後、多文化共生の重要性を強調した。
初めて在日の体験談を聞いたという学生は、「いかに日本の政策や制度に無知であるかを痛感させられた。当たり前のように日本国籍に生まれ、自分のアイデンティティーに深く悩むこともなかったが、日本をよくしていきたいと活動する在日の存在を知り、私自身も何か行動を興せる人間になれたらと深く感じた」と語った。
(2007.2.7 民団新聞)