掲載日 : [2007-02-07] 照会数 : 7172
町立小学校で韓国理解授業 チャンゴ体験など
【神奈川】「みんなちがってみんないい」を教育スローガンに掲げる寒川町立一之宮小学校(大澤文雄校長、366人)は1月24日、在日のパーカッショングループSANTAの蔵重優姫さんと哲恩宣伝局長を講師に迎え、3年生と6年生にチャンゴ体験など「韓国理解」の授業を行った。同校の恒例授業で、今年で7回目。蔵重さんは子どもたちにチャンゴの基本リズムを教えた後、持ち込んだ4台のチャンゴを使って韓国伝統打楽器を担任の先生も含め全員に体感させた。チャンゴに合わせて日本の童謡「ぞうさん」と韓国民謡の「アリラン」を歌う場面では歓声が上がった。
局長は日本に住むようになった経緯や活躍する在日を説明した後、「異なる個性がいじめの対象になるのではなく、尊重される友達づきあいが大切だ」と強調した。
(2007.2.7 民団新聞)